LASKIN 5.0

固体レーザシミュレーションソフトウェア

LasKinの最も注目すべき新機能は、次のとおりです:

・ユーザー定義のレーザー媒体 - 「一般」レーザー媒体オプションにより、3レベルまたは 4レベルの量子モデル内で動作する
特定のレーザー媒体をシミュレートできるようになりました。
・レーザー設計の最適化 - この高度な機能により、さまざまなレーザー設計パラメータ (出力カプラ反射率、ポンプパワー、
初期Qスイッチ伝送など) を最適化して、必要なレーザー出力 (出力パルスエネルギー、パルス持続時間、最大効率など) を強化できます。
・レーザー増幅器 - 新しい増幅器シミュレーション オプションを使用して、モデルにシングル パスまたはマルチパス増幅器を
追加できるようになりました。
LasKinはLaserTrainコンセプト開発の延長として、
固体レーザーの性能をシンプルかつ正確で信頼性の高い方法で
シミュレーションできるほか、効率的なレーザー設計ツールとして
機能します。
グラフィカルな説明を備えたシンプルで透明なインターフェイスにより、
特別なトレーニングを受けなくても、ユーザーは即座に効果的な
操作を行うことができます。
レーザー物理の基本情報がプログラムに組み込まれているため、
固体レーザーの分野で広範な設計専門知識がなくても、
簡単に操作できます。

■ LasKinは、固体レーザーのダイナミクスの計算モデル化を
目的としており、次の機能が含まれます。

・ダイオードポンピングと非ダイオードレーザーポンピング
・レーザースラブまたはレーザーロッド設計
・カスタマイズされたレーザーメディアを含むさまざまなレーザー材料
・エンドまたはサイドポンピング構成
・アクティブまたはパッシブQスイッチ/シャッター
・フリーランニングおよびQスイッチ操作
・CWまたはパルスポンピング

■ LasKin ソフトウェアの計算オプションには、次のものが含まれます。

・アクティブメディアパラメータ、レーザースラブまたはロッドの寸法、レーザー共振器、Qスイッチパラメータなど、幅広い入力データを使用して、
レーザー構成の正確な詳細設計が可能 (その他の入力データオプションについては、以下を参照下さい。)
・吸収パワーを、吸収が一定の材料 (Nd:YAG、Nd:YVO4、Nd:YLF、Nd:KGW、Yb:YAG、Er:Yb:Glass) における
反転分布、ゲイン、および蓄積エネルギーに変換するためのバランス方程式ソリューション
・蓄積エネルギーをフリーランニングまたはQスイッチレーザー出力エネルギーに変換するための運動方程式ソリューション、
巨大パルスの形状と持続時間の計算、ポイントモデル仮定における巨大パルス後のレーザー発振


■ LasKin は包括的な出力データを提供するため、ハードウェアプロトタイプを構築する前にレーザーのパフォーマンスを「確認」し、
以下のさまざまなレーザー設計パラメータを最適化することができます。


・エネルギー貯蔵効率 (リアルタイムグラフとデータファイル)
・Qスイッチモードでの出力パルスエネルギーとFWHMパルス持続時間
・レーザー照射前とレーザー照射後の期間を含む出力パルス形状 (リアルタイムオシログラムとデータファイル)
・キャビティ内ピーク強度とフルエンス
・光ポンプ効率 - 活性媒体で吸収される総電力と、ポンプランプまたはダイオードによって放出される総電力の比率

■ コンピュータシステムの最小要件

・800MHz プロセッサ
・Windows XP SP2以降
・512 MB RAM (1GB推奨)
・Net Framework 3.5 および DirectXサポートが必要
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株式会社ハナムラオプティクス