Teraxion社は早くから、産業用途および医療用途での超短パルスレーザの重要性の増大に着目してきました。
HPSRは、カスタマイズ可能で費用効果の高い固定分散パルスストレッチャーです。
HPSRを使うことで、150フェムト秒の美しい短パルスを持つ超高速レーザーシステムを作製できます。
PWS-HPSRは、増幅前に入力パルスのスペクトル整形を可能にするゲイン帯域幅拡張オプションを備えています。
これにより、ゲインの狭まりが解消され、増幅パルスをさらに短くできます。
HPSRの比類のない設計と柔軟性を用いて、カスタムチャープFBG(CFBG)を作製し、個々の顧客の固有の分散の懸念を解消します。
その優れた製造方法により、位相誤差が最小限に抑えられます。それにより、150フェムト秒の美しい短パルスに、忠実に再圧縮されます。 |
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■ 5つの特長
・頑丈性:コンパクトで、オールファイバ構成なので、変化する環境下でも動作し続けます。
・コンパクト:バルクの、フリースペース用光コンポーネンツで構成されたストレッチャが持つ、重さや大きさといった問題を解消します。 ・効率性:増幅器起因の非線形効果を補償するように設計できます。
・多様性:パルス幅を可変にできるため、一つのレーザを、ピコ秒とフェムト秒の両領域で使用可能にします。
・低コスト:オールファイバの設計は、システム全体の低コスト化に寄与し、メンテナンスコスト、調整コストを最小化します。生産性は上昇します。
・信頼性:Telcordiaに準拠した通信向け製品の技術を基盤としており、数10年レベルの使用に耐えうる信頼性を持ちます。
■ 重要技術仕様
項目 |
数値 |
中心波長1* |
1um 帯 |
FBGスペクトル形状 |
カスタム可能 |
シングルパス構成 |
800ps |
ダブルパス構成 |
1600ps |
分散プロファイル |
システムにマッチ |
■ 標準仕様
項目 |
仕 様 |
中心波長1* |
1um 帯 |
反射バンド幅 (Typ.) |
5 - 50 nm |
FWHMの80%での反射率 |
35% |
合計ストレッチウィンドウ3* |
10nsまで |
分散レート(Typ.) |
2.5 - 150
ps2 |
位相エラー |
<0.5 RAD |
偏光消光比 |
≥20 dB |
コンプレッサとのマッチング |
GD関数(β2,
β3, β4) |
ファイバタイプ |
PMファイバ |
パッケージング |
Rigidルースチューブ、アサ−マルパッケージ、モジュール |
動作温度 |
20-50℃ |
1* ご希望に応じ、増幅器ゲインバンド幅の拡張が可能です。
■ アンプでのHPSR使用例
HPSRを用いたチャープパルス増幅
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