スロープ補償付 可変分散補償器 (TDCMX-SM)

TDCMX-SM Slope-Matched Tunable Dispersion Compensator
ClearSpectrum™TDCMX-SMは、業界で唯一のG.652スロープを補償した可変波長分散補償器であり、1台の装置で、Cバンド全体の全チャンネルに対して、調整可能な同時補償を提供します。 革新的なTDCMX-SMは、15年以上にわたって信頼性の高い動作を提供してきたTeraXion社確立の分散補償技術に基づいて作製されています。 この『単一部品番号』ソリューションにより、ユーザは最大80kmの距離に対し、最大100Gb/sの強度変調直接検出が可能になり、ビットあたりのコスト($ /ビット)を削減できます。
通信およびインターネットサービスプロバイダー(CSPおよびISP)にサービスを提供するシステムベンダーは、次世代のDWDMアクセスネットワークでデータレートを向上させる方法を模索しています。 このことは、データセンター相互接続(DCI)/エンタープライズ、ファイバー・トゥー・ザ・プレミス(FTTx)、およびPAM-4などの強度変調直接検出(IMDD)変調フォーマットで動作する5G X-Haulネットワークに特に当てはまります。

■ 特 長
調整可能  広範囲の分散値(同一モジュールで0〜80 km)に対して、高精度で動的に調整可能な波長分散補償器を提供します。
Cバンド完全カバー  50GHzまたは100GHzグリッドのいずれかに対して、Cバンドを完全カバーします。
G.652スロープ補償 ファイバーの波長分散スロープを補正した結果、Cバンドの全チャネルに対し、正確で均一な残留分散をもたらします。
コンパクト 大きさはわずか130 x 22 x 14mmです。
待ち時間小 25 ns未満の待ち時間(latency)が特長です。分散補償ファイバー(DCF)と比較すると1000倍以上削減されており、時間に敏感なネットワークに最適です。
■ モジュール大きさ



■ 50GHzバージョン:0〜80km または±40km  
特性(*1) 単位 仕様
チャンネルグリッド GHz 50
波長範囲 nm 1529.55 - 1567.54
補償範囲 km 0〜80 -40〜40
0〜40に対しての仕様 40〜80に対しての仕様
-3dBバンド幅(Typ.) GHz 34 30 34
位相リップル
標準偏差
rad ≤ 0.1 ≤ 0.13 ≤ 0.12
スロープ補正誤差 ps/nm ≤ 25 ≤ 35 ≤ 30
分散精度 km ≤ 2 ≤ 2.5 ≤ 2

■ 100GHzバージョン:0〜80km
特性(*1) 単位 仕様
チャンネルグリッド GHz 100
波長範囲 nm 1527.99 - 1566.31
補償範囲 km 0〜80
0〜40に対しての仕様 40〜80に対しての仕様
-3dBバンド幅(Typ.) GHz 68 50
位相リップル
標準偏差
rad ≤ 0.12 ≤ 0.15
スロープ補正誤差 ps/nm ≤ 20 ≤ 35
分散精度 km ≤ 2 ≤ 3
*1 カスタム仕様も可能です

■ 一般仕様
特性 単位 仕様
挿入損失 dB ≤ 6
PDL dB ≤ 0.5
PMD ps ≤ 1
最大入力パワー dBm ≤ 27
コントロールインタフェース   I2C
電圧 V 5
消費電力(Typ.) W 4
動作温度 -5 to 70
保管温度 -40 to 85
Tercordia認定 GR-468
RoHS準拠   Yes

※ メーカー仕様書は、こちらをクリックして下さい。メーカーHPは、こちらをクリック下さい。

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