偏波保持カプラ(可変比)

Evanescent Optics Inc.

905(P)

【特長】

・ 高精度な分岐比調節
・ 低損失
・ 低後方反射
・ 低偏波クロストーク
・ 広バンド幅
・ PMタイプ 又は non-PM


可変比の偏波保持カプラは、オプティカルコンタクトして研磨され、
基板にマウントしたファイバを使用して製作されます。
基板は、それぞれのファイバのコアの偏心を調節する為、横に動かす事が
可能です。

偏波保持ファイバの場合、動作中は、速軸と遅軸の方向は保存されます。
わずかな油の層が、基板を滑らかにする為に使用されます。
長期間の分岐比安定性は、実験室環境で1%以上です。

マイクロメータやレバーシステムにより、高性能な横の動きが可能です。


■ 仕様

 偏波アイソレーション(室温)  -20dB(標準値)、-18dB(保証値)
 分岐比  0-100% 又は 0-80%
 超過損失  0.1dB(標準値)、0.2dB(最大値)
 ピグテール長  1m(標準) ※1m以上のピグテール長にも対応致します。
 シース材  外径900umハイトレル 又は 外径3mmチューブ
 パッケージ  ・ 905(P)の場合;  25mmx38mmx63mmのアルミニウムケース
 ・ 905(P)-Eの場合; 25mmx38mmx63mmのアルミニウムケース

動作波長は450nm〜1550nmの範囲で対応可能です。
可変比カプラに使用するファイバは、バンド幅がシングルモードのカットオフ波長から、そのカットオフ波長の約1.3倍になります。


905(P)-E

【接続方法】

パワーはAC列の入力コードの後方を通ります。
905P-Eからのジャッキを、916の入力側に接続します。
BNC信号の入力信号を接続します。
Osc.スイッチを「ON」にすると、1Hz.0から130Vの三角形の波がpiezo(圧電)に掛かります。

【結合特性】

マイクロメータセッティングや圧電変調器ドライバの信号に関して、
結合が見られる。

電圧0Vで最大の結合の為のマイクロメータセットで、
最大の信号(電圧5Vの入力信号)に変える事により、
結合範囲外


【端 末】
 FCコネクタ 又は ガラス製のキャピラリチューブ(8度斜め研磨仕上げ)を取付け可能です。
 FCコネクタ付をご希望の場合、研磨タイプはSPC研磨仕上げ 又は APC研磨仕上げから選択下さい。


HOME

株式会社ハナムラオプティクス