エバネッセント波カプラ954P(固定比)と905P(可変比)に基づき、
研磨したファイバは、アッセンブリの前段階で、偏波依存の特性を有した薄膜で
コーティングされています。
結果として、s偏光モードのカップリングを1%に制限している条件下で、p偏光モードの
カップリングが最大99%となり、偏波感度が良好になりました。
これがビームスプリッタの相似形です。
968Pは、2x2ポートのカプラで、直交する偏光用のスプリッタ/コンバイナとして使用可能です。
pカップリングは波長依存性がありますが、バンド幅100nmで通常フラットです。
バンドの端におけるpカップリング比の低下はsアイソレーションの低下としてみなされます。
sカップリングは全ての波長において最小で、p出力ポートのアイソレーションは一定です。
中間のpカップリング比はポラライジングカプラ954PZ用に設計可能です。
これらのデバイスは全て、PMファイバを使用して製造されます。
(pは遅軸でsは速軸の事です。)
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