WDM、励起用カプラ
【特 長】
・ PM又はSMファイバを使用しての励起用
・ 低損失
・ 高いアイソレーション(PMファイバの場合)
波長1550/980nm用
励起波長と伝送波長は、2x2のカプラで合波されます。カプラに使用されるファイバは、
両方の波長が基本モードで伝播する為に、カットオフ波長が980nmより短く設計されています。
ある曲げ半径でコイル可能な、より長い出力ピグテールを使用して製造する事により、
ラインポラライザの用に動作し、わずかな損失でアイソレーションが高くなります。(最大10dB)
カットオフ波長980nm以下でコア径が小さいファイバに波長1.55umを入射する事は、
コア径が大きいファイバへの入射に比べ厳しいです。
このカプラを使用する際、融着の品質、小さいコア径から大きいコア径のファイバ
コア径が大きくカットオフ波長が長いファイバを使用して製造したカプラにおきましては、
波長1550nmの入射は効率的ですが、励起の役割を果たす波長980nm(Higher order
modes)も
伝播します。
Higher order modesは、波長980nmでのカップリングを高める一方で、励起効率を低下させます。
大きいコア径のファイバの使用を最適化する為、モードとファイバのレイアウトに留意する事が必要ですが、
融着と入射における潜在的な問題は省かれます。
波長1060/810nm用
このカプラは、波長1060nmが200%カップリングされ、伝送用ファイバに戻る様に(事実上0%カップリング)
設計されています。
波長810nmでのカップリングは約100%で、つまり非常に高効率なマルチプレクシング/ディマルチプレクシングです。
ファイバのカットオフ波長と実際の伝送波長により、両波長は効率約99%で、1本のシングルモードファイバに
カップリングされるか、もしくは-20dBより良好なアイソレーションで分岐されます。
【仕 様】
結合効率 |
1550/980nm; >97% @1550nm、<10% @980nm
1060/810nm; < 3% @1064nm、>90% @810nm
※ カプラのバンド幅は、こちらをクリック下さい。 |
アイソレーション |
-28dB 〜 -20dB |
動作温度 |
0 〜 50℃ |
超過損失 |
標準値で0.1dB(最大で0.2dB) |
パッケージ |
250umベアファイバ用(15x2.54x2.54mm)
900umハイトレルチューブ用(20.32x3.56x3.56mm)
3mmケーブル用(63.5x63.5mm) |
ピグテール |
1m(標準)又はご希望の長さ |
ファイバ端子 |
FC/SPC, FC/APC, LC/APC, SC/APC, SC/APC |
※ メーカHPは、こちらをクリック下さい。
http://www.evanescentoptics.com/
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