標準シングルモードカプラ;
シングルモードカプラは、低損失で合分波用が可能です。
単一のファイバで複数の波長伝送を可能にするシングルモードカプラは、
ファイバオプティックネットワークメンテナンス、管理、テストに好適です。
FONT社は、
@バンド幅30nmの狭バンドカプラ
Aバンド幅80nmの波長平坦化カプラ
Bバンド幅280nmの波長無依存カプラ、の3タイプの
シングルモードカプラを製造しています。
波長1300nm〜1700nmにおけるFONT社の狭バンドカプラの、
標準的なスペクトル反応を図1に示します。 |
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特注シングルモードカプラ;
低損失で波長900nm〜1625nmの範囲用の特注仕様の
シングルモードカプラも製造可能です。
分岐比は、10:90〜50:50です。
タップカプラ;
タップカプラは、偏光信号を変えずに信号に
アクセスする際に有効です。
広バンドで波長平坦化された標準仕様のタップカプラは、
分岐比が1%〜5%で、偏光依存損失(PDL)が0.05dBです。
シングルモードカプラは、光ファイバ関連の通信ネットワーク、ケーブルTV、
LANには必要不可欠であり、他に、センサー技術、ロボット技術、
実験室レベルのテスト、計測にと広く使用されています。
シングルモードカプラは、各種パッケージで供給しています。 |
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■ 仕様
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標準シングルモードカプラ |
特注シングルモードカプラ |
タップカプラ |
使用波長 |
1310nm, 1550nm |
980nm, 1064nm, 1480nm, 1625nm
又はご希望の波長 |
980nm, 1064nm,
1310nm, 1480nm,
1550nm,1625nm
又はご希望の波長 |
分岐比 |
10/90, 20/80, 30/70, 40/60, 50/50
* その他、ご希望の分岐比にも対応致します。 |
挿入損失(標準値) |
<3.4dB
(分岐比50/50の場合) |
<3.4dB
(分岐比50/50の場合) |
0.15/22dB
(分岐比99/1の場合) |
均一性 |
<0.4dB |
<0.4dB |
- |
ダイレクティビティー |
> 60dB |
温度安定性 |
< 0.2dB |
動作温度 |
-40℃ 〜 +80℃ |
ポート数 |
1x2 又は 2x2 |
ファイバコア/クラッド径 |
SMF-28
(Corning社製) |
PureMode, SMF-28
(Corning社製) |
PureMode, SMF-28
(Corning社製) |
パッケージタイプ |
標準管型、チューブ型、アルミニウムバー型、ボックス型
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