共振型可飽和吸収ミラー     
RSAM − Resonate Saturable Absorber Mirror


波長 1064nm、1550nm

共振型可飽和吸収ミラー(RSAM)は、ノイズのような信号には低反射で、パルス光のような高出力信号には高反射となる
非線形光学デバイスです。
パルス光を入射すると、RSAMの吸収体が飽和状態になりますが、
吸収体のリカバリタイムが短いため、パルス光の反射後すぐに
ノイズを抑制します。
<RSAMの特長>
 - 大きな可飽和吸収
 - 狭帯域幅 / 低飽和フルエンス
   ※ 同社可飽和吸収ミラー(SAM)と比較
<RSAMの用途>
 1) EDFAやパルスピッカーなどの後でのノイズ抑制 (不飽和RSAM反射率=0) ・・・ SANOSをご参照下さい。
 2) 光波長の変換 (不飽和RSAM反射率=0)
 3) ファイバレーザのパッシブモードロッキング(不飽和RSAM反射率>0)


■ 製品一覧 ■

品  番 仕  様
RSAM-1064-x λ=1064nm (1050...1064nm), 変調度 90 %, 反射率@低パワー <1 %,
吸収率@低パワー >99 %, FWHM 25 nm, 緩和時間係数 〜9 ps
RSAM-1550-60-x λ=1550nm (1530...1560nm), 可飽和吸収率 60 %, 反射率@低パワー 25 %
RSAM-1550-70-x λ=1550nm (1530...1560nm), 可飽和吸収率 70 %, 反射率@低パワー 2 %

   品番中のxには、ご希望に応じて以下の数字・アルファベットが入ります。

    【例】 RSAM-1550-60-FC/PC with TEC
x=0 マウントなし, チップサイズ 4 mm x 4 mm, チップ厚み 400um
x=12.7g φ12.7mmのヒートシンクに熱伝導率の高い接着剤でマウント
x=25.4g φ25.4mmのヒートシンクに熱伝導率の高い接着剤でマウント
x=12.7s φ12.7mmのヒートシンクに半田付けでマウント
x=25.4s φ25.4mmのヒートシンクに半田付けでマウント
x=FC/PC 両端子FCコネクタ/PC研磨のシングルモードファイバ(1m)のフェルール上にマウント
x=FC/PC
with passive heat sink
両端子FCコネクタ/PC研磨のシングルモードファイバ(1m)のフェルール上にマウント
パッシブヒートシンク付き
x=FC/PC with TEC
両端子FCコネクタ/PC研磨のシングルモードファイバ(1m)のフェルール上にマウント
共振波長の微調整用にTEC(Thermoelectric Cooler)付き



HOME

株式会社ハナムラオプティクス