FORC-Photonics社(ロシア)


ビスマスドープファイバ

Bismuth-doped fiber


 FORC-Photonics社は、ロシア科学アカデミー内ファイバオプティクス研究センター(the Fiber Optics Research Center of the Russian Academy of Sciences
 (FORC RAS) )の最先端の研究成果の商業利用化を目的に、同研究センターの研究員らが2005年に設立した、ファイバオプティクスメーカです。

 ビスマスドープファイバは、これまでにない全く新しい超蛍光ファイバ光源(Superfluorescent Fiber Source, SFS)で、高効率ASE光源や、波長1440nm近傍のレーザやアンプ等の用途として注目 されています。
 SFSはジャイロスコープ、光学センサ、時間領域反射率計、光干渉断層計(OCT)や、波長分割多重(WDM)システム等の用途に広く使用されていま す。従来の希土類ドープファイバのゲイン幅では、石英ファイバの全透過帯域をカバーできず、広帯域光源を得られていませんでした。SLDは同光源の候補と なり得ますが、出力がそれほど高くなく、平均波長には強い温度依存性があります。
 他方で、ビスマスドープファイバのカバー波長帯域は極めて広く、波長変換効率も高いという特長があり、同ファイバは今後のSFSの技術開発に大きく寄与する可能性を秘めています。



※1)本ファイバは新しく、仕様は未だ暫定段階の製品です。 今後、仕様が変わる可能性がありますことをご了承ください。
※2)本ファイバはロシア科学アカデミー内ファイバオプティクス研究センターの協力を得て製造されます。本ファイバを使用して論文等に研究成果を発表されます場合は、
          "FORC RAS"のファイバを使用した旨を明記ください。


■ 特長

 ・ 波長変換効率50%以上
      (30-100mW@1310nm励起 ⇒ 15-50mW@1410nm発振)
 ・ 多様なアプリケーションに対応(ASE光源、レーザ、アンプ(増幅器))



■ 品番BiDF-SM-7/125の仕様
 ・ ファイバ タイプ:
 ・ コア径:
 ・ クラッド径:
 ・ コアN.A.:
 ・ カットオフ波長:
 ・ モードフィールド径@1410nm:
 ・ コア吸収@1310nm:
 ・ アンプ(増幅)範囲(-3dB)
 ・ Typ.ピークゲイン@1440nm:
 ・ Typ.レーザ変換効率:
 ・ 漂白不可(unbleachable)ロス
 ・ 光学ロス @ 1310nm
シングルモード
5.0±0.4μm
125±3μm
0.14±0.02
950(±20〜50)nm
6±1μm
0.3±0.05dB/m
1.42-1.46mm
>0.25dB/m (Pp<100mW)
>50% (比励起パワー1310nm)
0.01dB/m
0.3±0.05dB/m

※PMファイバタイプを含む、他の仕様にもお応えいたします。
  ご希望の仕様をお問合せ下さい。




■ 用途

 ・ 高効率ASE光源
 ・ 1310nm励起⇒1440nm発振レーザ
 ・ ファイバアンプ



■ 吸収カーブ(Typical)


メーカの仕様書はこ ちらです。


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