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IRflex社 IRF-S カルコゲナイド中赤外ファイバ (1.5~6.5um用) |
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IRflex社製カルコゲナイドガラスは、カルコゲン元素(硫黄、セレン、テルル)に、ヒ素、アンチモン、ゲルマニウムなどの元素を加えたものです。 石英と比較して、スペクトルの中赤外および遠赤外帯域での透過率、低フォノンエネルギー、高屈折率、非線形性などの有望な特性を 持っています。カルコゲナイドガラスファイバは、中赤外帯域でのレーザー照射、化学センシング、熱画像や温度監視の用途に適しています。 |
| ■ IRF-Sシリーズ |
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◆ IRF-S-100, IRF-S-200 |
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◆ IRF-S-300 |
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◆ IRF-S-5、IRF-S-6.5、IRF-S-7、IRF-S-9 |
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◆ IRF-S-50 |
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| ■ 特長と用途 | |
| ■ 仕 様 | |
| ■ メーカ資料 |
| ■ IRF-Sシリーズ | |
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IRflex社製中赤外線(MWIR)ファイバは、超高純度カルコゲナイドガラスAs2S3で構成されており、1.5~6.5umの中赤外波長を高い伝送効率で 生成・伝搬するように特別設計・製造されています。その非線形性は石英ガラスファイバの約100倍です。 |
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| ◆ IRF-S-100, IRF-S-200 |
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| IRflex社製IRF-S-100、IRF-S-200マルチモードファイバの光学損失(typical)は、0.05dB@2.8um、0.08dB@4.8umと非常に低くなっています。 IRF-S-100ファイバは当初、ミサイル防衛用の高出力赤外線防衛（IRCM）レーザ用に設計されました。 | |
| ◆ IRF-S-300 | |
| IRflex社製2.94umのエルビウムYAGレーザ用に特別に設計された新しいマルチモードファイバです。水の吸収ピークが2.94umであるため、レーザ照射時の皮膚の熱損傷を低減できます。2.94umの光損失(typical)は0.3dB/mで、エポキシフリー高出力コネクタ付きのケーブルで供給しています。 | |
| ◆ IRF-S-5、IRF-S-6.5、IRF-S-7、IRF-S-9 |
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IRflex社製IRF-S-5、IRF-S-6.5、IRF-S-7、IRF-S-9シングルモードファイバの伝送範囲は1.5~6.5um、4.8umの最小伝送損失は約0.1dB/mです。
コア径が約5、6.5、7、9um、NAが0.3であることを考えると、SI型ファイバは、1.988、2.46、2.930、3.560umのカットオフよりも長い波長に対してシングルモードになります。 カットオフより短い波長でも、ファイバ長2m未満で適切にカップリングすれば、ビームはファイバの伝送範囲全体にわたってでシングルモード(または僅かにマルチモード)を維持できます。 |
| ◆ IRF-S-50 | |
| IRflex社製IRF-S-50マルチモードファイバは、中赤外線溶融コンバイナの製造用に開発されました。コア50um/クラッド85umの設計は、出力ファイバとしてIRF-S-100と組み合わせた7x1ファイバコンバイナの製造に最適です。 ただし、コア50um/クラッド85umの構造は壊れ易いためコネクタ付けができず、単独ファイバケーブルとして使用することはできません。 | |
| ※ IRF-S-5とIRF-S-50を除く、コネクタ付けしたケーブルでの提供も可能です。 |
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| ◆ 特長 | ◆ 用途 |
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| ■ 仕 様 | ページ上に戻る |
| ファイバ型番 | コア/クラッド/コーティング径(um) | カットオフ波長(um) | 設計波長(um)* |
| IRF-S-5 | 5/100/280 | 1.988 | 1.5 - 2.95 |
| IRF-S-6.5 | 6.5/125/300 | 2.46 | 1.5 - 4.15 |
| IRF-S-7 | 7/140/300 | 2.93 | 1.5 - 4.4 |
| IRF-S-9 | 9/170/320 | 3.56 | 1.5 - 5.3 |
| IRF-S-50 | 50/85/275 | - | 1.5 - 6.5 |
| IRF-S-100 | 100/170/340 | - | 1.5 - 6.5 |
| IRF-S-200 | 200/250/470 | - | 1.5 - 6.5 |
| IRF-S-300* | 300/400/530 | - | 1.5 - 6.5 |
| * 設計波長は、コア内のビームが>50%の場合です。 | |||
| * IRF-S-300は2.94umのエルビウムYAGレーザ用の特別設計です。 | |||
| 透過帯域(um) | 1.5 - 6.5 |
| 光学損失(typical, dB/m) | 0.05@2.8um |
| ガラス組成 | As2S3 |
| 屈折率 | 2.4 |
| NA | 0.30+/-0.02 |
| コア非円形度(%) | <1 |
| コア/クラッドの同芯度(um) | <3 |
| 引張試験(kpsi) | >15 |
| 耐薬品性 |
水、濃塩酸、非酸化性酸、アルコール、アセトン、ガソリン、トルエンに不溶 KOHなどの強アルカリ性溶液に可溶 |
| ■ メーカ資料 | ページ上に戻る |
| IRflex IRF-S Series MWIR Fiber Datasheet_V201907 |
| IRflex Standard Cable Ordering Chart_20210112V1 |
| MIR Chalcogenide Fiber and Devices published at PW2015 |
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