感光性ファイバ

グレーティング製作専用の感光性ファイバ


● 即座に高反射FBG(ファイバ・ブラッグ・グレーティング)が形成

● 水素発生なし


ファイバ・ブラッグ・グレーティング(FBG)は、「DWDM革命」の背後にあるキーテクノロジーの1つとして確立されました。
ファイバのコアの屈折率の周期的な変化として作られるEDFAゲイン均等化フィルター、WDMやadd/drop多重は、
ほぼ無制限のバンド幅を提供するために役立っています。

そして、通信産業の「デジタル・電気」から「デジタル・光」産業への変化を促進しているのです。

FBGは光歪み温度センサーの製造にも使われ、連続した長さのファイバに逐次グレーティングを書き込むことにより、
準分散測定を可能にします。

かつては、ファイバはゲルマニウムの混入量を増やすか、水素添加により感光性にしていました。

しかし、いずれの方法も理想的な方法ではありません。高いゲルマニウム混入量の小さいコアのファイバは
標準的な通信用ファイバと互換性がとれません。
また、水素添加のプロセスは複雑さとコストを増すばかりではなく、照射後に損失の大きいグレーティングが
できてしまう傾向があります。

Fibercore社のPS1250とPS1500はこういったファイバとは違います。コアにはホウ素を添加しているので
本質的に感光性があり、水素添加なしにグレーティングの書き込みを可能にします。

■ 仕 様
- PS980 PS1250/1500
設計波長 980nm 1310nm
1550nm
カットオフ波長 850nm - 950nm 1100nm - 1260nm
N. A. 0.12 - 0.14
モードフィールド径 6um @980nm 8.0um @1310nm
9.6um @1550nm
偏波モード分散 <0.05ps/m
クラッド径 125um±1um
コーティング径 245um±5%
プルーフテスト 1.0% (100kpsi) or 2.0% (200kpsi) to special order



詳細につきましては、メーカ仕様書をご参照下さい。


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株式会社ハナムラオプティクス