SCITLION社は、北京ガラス研究機構(正式名称Beijin Glass Research Institute、BGRI、1960年創立)が設立した
新しい会社です。
同社は、結晶、ファイバ、光学装置の開発と製造に特化しており、主に日本、ヨーロッパ、アメリカとへ輸出されています。
LBCシンチレータ結晶は、原子力放射検出のほとんどの分野に使用可能なBGRIの有力製品です。
光出力がNal:TIと比べて1.5〜1.6倍あり、減衰時間は、Nal:TIの1/10〜1/20の17ns〜25nsです。
|
■ 特長
・高エネルギー分解能
・Nal(TI)に比べて、高蛍光出力
・良直線性
・優れた温度出力安定性
・高計数率
・高実効原子番号
|
|
■ LaBr3:Ce 結晶の特性
密度: |
5.3 g/cm-3 |
溶融点: |
843℃ |
熱膨張: |
8x10-6 parallel c-axis |
屈折率: |
1.9 |
蛍光スペクトルのピーク波長: |
380nm |
蛍光減衰時間: |
16ns |
蛍光量: |
63000 photons/Mev
|
光電子収率: |
150〜165% |
へき開面: |
(100) |
潮解性(吸湿性): |
あり |
|