対物レンズは、図1に示した装置を使用して、150〜300μmの範囲内のマイクロボロメーター(320x240 px、ピクセルサイズ23.5μm)のマトリックスを使用し実験されました。
図1.実験装置 広帯域(150〜3000μm)THz放射は、波長780nm、パルス幅25fsのフェムト秒レーザーを使用した光を調整することによって、厚さ0.5mmのZnTe結晶で生成されます。ポンピングビームは6mm幅(FWHM)、THz放射ビームは√2、つまり4.2mm狭くなります。THz対物レンズは、距離Lでクリスタルと一直線に配置されます。THzカメラは、距離fでラインのさらに下に配置されます。THzカメラのマトリックスは、入射端から12.9 mm先にあります。マトリックスの感度の範囲は30〜300μmです。 図2と3は、L = 200mm、f = 15mm、そしてk = 0.95でのTHzビーム狭窄プロファイルを示しています(焦点番号kはk = f / Dで決まります。ここで、fは後部焦点距離、Dは入射径です)。狭窄幅は260μmでした。
図4および5は、L = 200mm、f = 12mm、k = 0.7でのTHzビーム狭窄プロファイルを示しています。狭窄幅は310μmでした。
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