THz光伝導アンテナ(780nm用) logo

光導電性アンテナは、広帯域インパルスおよび連続単色テラヘルツ放射の生成と検出に広く使用されています。 科学分野および産業分野で使用される数多くのTHzイメージングおよび分光システムは、これらのデバイスに基づいています。
Tydex社のアンテナPCA-SL-50-50-780とPCA-D-50-7.2-780は理想的なペアを形成しており、 これをベースに0.1〜2.2THz(3000〜130μmのΔλ)の周波数範囲Δfで測定可能な広帯域テラヘルツ分光器を構築することができます。

Antenna design

Fig.1は典型的なテラヘルツ時間領域分光器の構成です。Tydex社のアンテナは、自由空間のフェムト秒レーザー放射で励起されるように設計されています。
波長:λopt=780nm、パルス幅:τP=120fs、アンテナあたりの平均出力:Popt=10mW

fig1

アンテナはチップとして供給することも、標準PCB(プリント基板)に装着することも、お客様の仕様に応じてTydex社が開発したカスタムPCBに装着することも可能です。 製品一式にはシリコン超半球レンズと標準PCB用調整ユニットが含まれています(Fig.3参照)。

fig2
fig3
<仕様>
Chip dimensions 6x6x0.65mm
Photoconductive material LT-GaAs
Dark current at UBIOS=30 V 0.2mA
Maximum optical power of the pumping laser 30mW
Dynamic range at 0.5 THz 60dB
Maximum electric bias of the generator PCA-SL-50-50-780 ±70V
fig4
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